衛生管理者という国家資格をご存知でしょうか。私も橋本京明が衛生管理者の資格を取るまでは聞いたことがありませんでした。衛生管理者を簡単に説明しますと、「衛生状態を守る」ことでしょうか。その衛生管理者ですが、関わる職種・業種はかなり多岐に渡るそうです。
農林水産業・鉱業・建設業・製造業・運送業・医療業などなど。50人以上の労働者を要する事業所でしたら、必ず1人以上は衛生管理者が常駐しないといけないそうなのです。また衛生管理者は厳密には三つの資格に分けられ①衛生工学衛生管理者、②第一種衛生管理者、③第二種衛生管理者の三種類があるそうなのです。橋本京明が取得したのは第二種衛生管理者の資格だそうです。
橋本京明は食品業の職に就いていましたので、工場の衛生状態を守るために衛生管理者の資格を取ったのだと思われます。衛生管理者の資格は簿記や宅建と比べるとマイナーかもしれませんが、中規模の工場を運営するには欠かせない資格と言えます。衛生管理者の受験者は毎年たくさんいます。1種は6万7,000人、2種は3万7,000人もいて、その半分は合格しているそうです。
合格率50%と言われていますが、橋本京明は一回で合格したそうです。橋本京明が言うには、「専用の教科書を使ったから楽だった」と評していました。私も衛生管理者について色々と調べてみましたが、どうやら必勝法のような教材が販売されているそうです。毎年合計10万人も受験していますので、そうした本があっても何ら不思議ではありませんね。